病院選びのポイントについて

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私は幼い頃体が弱く、とにかく病院通いばかりしていました。
まず最もお世話になったのは小児科です。春と秋は気候が良いから元気かと思いきや、季節の変わり目だからという理由で、夏はエアコンの冷気にやられて、冬は寒いからという馬鹿げた理由で私は一年中風邪をひいていました。その度に小児科のお世話になり、おたふく風邪や風疹、水疱瘡の予防接種などでも小児科に行きました。
また、幼い頃の私は虫歯だらけで、小児歯科にも通っていました。幸いまだ乳歯の頃のことなので、永久歯に生え変わった今は、おかげさまで一本も虫歯のない健康な歯になりましたが、当時は口を開ければ全て銀歯というくらいでした。その他、ものもらいがしょっちゅう出来て眼科を訪れたり、アトピー性皮膚炎で皮膚科のお世話になったりもしました。そんな中でも私が最も長い間通った病院が、耳鼻咽喉科でした。
私は生まれつき耳管が細いため、標準に比べてやや難聴なのです。これは先天性のものなので、どんなに治療をしても治るものではなく、それこそ補聴器を付けるくらいしか解決策はないのですが、そこまで酷くもないのです。ですが、幼い頃はこの難聴にプラスして耳の奥に水が溜まってしまうタイプの中耳炎に罹っており、お風呂で頭を洗っている時に少しでも耳に水が入ったらすぐに発症してしまうため、随分大きくなるまで自分の両手で耳を塞ぎ、母親に頭を洗ってもらったものです。
この中耳炎の治療というのが、当時まだ小学校1年生だった私には恐怖以外の何者でもなく、ある程度耳に水が溜まって来ると鼓膜に穴を開けて切開しなければならないのです。
そのプチ手術の痛みはどう頑張っても耐えられるものではなく、私はその度に泣きながら病院を出ました。そんな治療は小学校を卒業するまで続き、中学校・高校と大きくなるにつれて治って行き、大人になった今では中耳炎に悩まされることもなくなりましたが、やはり今でも耳は私の弱点であり、風邪をひいたりすると耳が痛くなることがあります。
しかし、幼い頃に比べて現在の私はなんと健康になったことでしょう。
私は幼い頃の怖かったり痛かったりした経験は決して無駄ではなかったと思っています。
あの頃があったからこそ、今の健康な自分を大切にしようという気が湧いてくるからです。